深野神楽保存会のブログ

雲南市吉田町深野なある深野神楽保存会長のブログ。昭和61年に70年前に途絶えた深野神楽を有志により復活。子ども教室の指導で後継者育成にも力を入れている。

のんちゃんのデジタル紙芝居とのコラボレーション

保育所の保護者と、子どもが交流センターに集まり、お父さんお母さんがしめ縄体験する日。
せっかく集まってるからと、のんちゃんのデジタル紙芝居と深野神楽を合わせて見せてあげました。
子どもたちにもっと神楽に親しんでもらいたいと、昨年ある高校生の思いで出来上がった、デジタル紙芝居。
カグラニ親しんでいた田井保育所でさえ、神楽が遠退いてしまって、コロナで益々見ることがなくなってしまいました。
そんな保育所の子どもたちに、神楽の楽しさ、神話を知ってもらいたいと、大人が頑張りました。
デジタル紙芝居スタート。
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お話に、大人も子どもも引き付けられます。
そして、神楽登場。
アシナヅチスサノオの台詞は、のんちゃんが分かりやすく語りでします。
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神楽の台詞って、だいたいなに言ってるが、一般の人には分かりにくいですからね。
これから、親しんでもらうには、字幕とか出していく時代なのかもと思いました。

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後半は、深野神楽の大蛇退治。
迫力ある舞に子どもはもちろん、神楽をなんか見たこともない、若い親さんにとっても見てもらえて良かったなと思いました。
最後は記念撮影です。
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負荷の神楽も楽しい時間を過ごすことが出来ました😁
これが、事実上の舞納め。
昨年、深野神楽舞納めを盛大に復活させた事が嘘のようです。
来年こそは、また舞納めが出来るように生ってるといいな。
まさか、まさか。
こんな世の中になるとは思ってもなかった、どん底の2020年。
どん底からは、這い上がるだけてす。
来年は子ども神楽も再開出来るように祈ってます。
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