深野神楽保存会のブログ

雲南市吉田町深野なある深野神楽保存会長のブログ。昭和61年に70年前に途絶えた深野神楽を有志により復活。子ども教室の指導で後継者育成にも力を入れている。

あと1週間

11月15日(日)
本番を一週間後に控えた県民会館ての稽古です。
3月開催予定だった、「芸能開闢古事記」の一週間前は、雲南神楽フェスティバルが盛大に開催できていました。
開催出来ると信じて、ギリギリまでねばってくれた県民会館さん。
無情にも、中止要請が下り、放心状態の神楽のメンバーを思い、県民会館で東京の能楽師メンバーと無観客で本番さながらのステージといういきな計らいをしてくれたスタッフさんたちに、熱いものが込み上げました。
そして、ついに延期で11月の22日に開催出来るということで、練習開始から約1年かけての舞台となります。
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新型コロナは前回同様、この時期になって世界的に増加。
それでもメンバーの思いは一つ。
「やるしかない!
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ステージに入ってみると、舞台も前回以上に仕上がっていて、テンションも上がりました。
ある程度は仕上がってきているので、それほど焦らず、ゆっくりと準備するメンバー。
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その余裕も大事😆
まずは「磐戸」で気になる所を、動きの確認をしました。
これでもかってくらい。
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「磐戸」終了。
10分の休憩で「八戸」
急いで着替えます。
本番も15分の休憩の間に着替えます。
多少気になる所はあったけど、仕上がりは上々。
足名槌、手名槌の酒造りに台詞が入るところ。
やっている方には、あまり聞こえなかったが、後でビデオで見ると面白い‼️
安田先生によるともっともっと面白くなるそうです。
お楽しみに。

最後は「八ツ花」
作法の確認を、神主直伝で確認をしました。
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4人の動きがきちっと合うように、集中!
今回一番練習してきた「八ツ花」
短縮バージョンだが、結構キツイ。

終了後は、前日リハーサルと本番の日の打ち合わせを舞台上でした。
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本日の全ての予定終了。
片付けをして、安田先生にお別れを言いました。
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今度こそ開催させようと、暫しのお別れ。
舞台はいよいよ一週間後!